栄養・食事 Nutrition and diet

 

知っていますか?この数字。

5、2、1、0という数字は、子どもが心身ともに健康に育つのを助けるための、目標の数字です。

 

 


1日に野菜や果物を5種類以上食べましょう!

 

1日に野菜や果物を5種類以上食べる子どもは、食べない子どもに比べて、肥満にならない傾向にあるという研究結果があります。

また野菜や果物の摂取が増えると、がん、糖尿病、心臓病のリスクを下げると言われています。

一昔、日本では一日30品目と言われていましたね。

野菜や果物は積極的におやつに取り入れましょう。例えば、ニンジンやセロリの野菜ディップ、野菜ジュース、野菜の入ったおやつ(パンケーキ、マフィン、チップス)です。フルーツは、保存が便利なドライフルーツ(レーズン、リンゴ、杏etc)や冷凍フルーツ(イチゴ、ブルーベリー、桃etc)、フルーツの缶詰を使うのも一つの手です。フルーツはヨーグルトに混ぜたり、牛乳と混ぜてスムージーにすると他の栄養も取れます。

 

 

テレビやゲーム、パソコンは1日2時間未満にしましょう!

 

テレビ、ビデオゲーム、パソコンの時間(Screen time)は1日2時間未満にしましょう!2歳未満の子どもにはテレビを見せないようにしましょう!

テレビの見過ぎは、肥満、読解力や集中力の低下につながると言われています。またテレビの見過ぎは、言語の発達の遅れ、注意力の低下、睡眠障害、攻撃的な行動などの関係が指摘されています。

食事中のテレビは控えましょう。

テレビは時間場所を限って、見ると良いようです。例えば、「子ども部屋にはテレビを置かない。」「食事中はテレビは見ない」「テレビは宿題やお手伝いをした後に1時間」などです。

 

                  

1日1時間以上の運動をしましょう!

 

運動も丈夫な体と心を作るのに欠かせません。体を動かすことはストレスを発散させる方法でもあります。

遊具がある公園は子どもが体を動かすのに絶好の場所です。遊具遊びの他、サッカーやキャッチボールなどのボール遊び、かけっこ、フリスビーもできますね。また近所を散歩したり、寒い日であれば、モールを歩くのもよいでしょう。

家の中でも、縄跳び、ゴム飛び、ボール遊び、ダンス、押し相撲、風船バレー、ラジオ体操、(親の)体木登り、階段登りなど、体を動かせる方法は沢山あります。 アイデアに困ったら、インターネットで「子ども、遊び、運動」「kids, exercise, idea」と入れて、探してみましょう。 週末であれば、家族でハイキングもいいかもしれません。

 

 

砂糖入りの飲み物は控えましょう!

 

ソーダ、フルーツジュース、スポーツドリンク、甘いお茶などは、沢山の砂糖が含まれています。これらはいわゆる“砂糖水”です。砂糖の取り過ぎは肥満虫歯の原因になり、子どもの成長には有害です。100%のフルーツジュースには砂糖は添加されていませんが、他のジュースと同程度の砂糖が既に入っていますので、注意が必要です。 フルーツジュースを飲むのであれば、繊維が入ったフルーツを食べましょう。

牛乳はカルシウムやビタミンDが沢山含まれており、健康な骨や筋肉を作るのを助けてくれます。