アメリカで病院にかかるのはなかなか大変です。言葉、医療制度や習慣の違い、高い医療費などがその理由です。そのため、アメリカでは日本に住んでいる時以上に、積極的に健康管理・病気の予防を行なっていくことが大切です。
↓アメリカで健康を守るための4つのポイントです。
健康づくりは日々の生活からはじまります。
アメリカと日本の医療の大きな違いは、かかりつ け医あるいはホームドクター(Primary Care Physician)の制度です。どの科にかかったらよいかわからない、どのように医師を探してよいかわからない、どんな時に病院を受診したらよいかわか らないなど不安に思っていらっしゃる患者さんも多いですが、かかりつけ医を持ち、気軽に相談できる関係を築くことでこれらの心配が解消されます。
かかりつけ医は、患者の健康を総合的に診る医者のことです。学校の先生で例えるのであれば、小学校の担任の先生のような存在です。ほとんどの健康問題に対応し、継続的に担当してくれます。時に、必要に応じて他の専門の医師に紹介してくれます。
詳しくは[かかりつけ医 Primary care physician]をご覧ください。
健康維持・増進や病気の治療は患者さんと医療者が協力して取り組むものです。
医者は患者さんの症状や、過去の病気、飲んでいる薬、 そして生活状況などを元に、患者さんにとってベストな検査や治療を提供しようと心掛けています。また過去の病気、飲んでいる薬、現在の症状、家族の病気、生活習慣などを知ることが診断の大きな手掛かりとなります。患者さんがより正確な情報を医療者に提供することによって、より良い医療を受けることができます。
日本から来たばかりの方がいきなり英語で症状や過去の病気を説明するのは大変かもしれませんが、受診前に準備できることは色々あります。
詳しくは[受診の準備 Preparation for doctor visit]をご覧ください。
慣れない土地で、複雑な医療制度の国で、しかも英語の環境で、病気になるのはとても不安なことです。急病になった時に、どのように医療機関 (Primary care physician かかりつけ医、Urgent care 急病診療所、Emergency room 救急センター)を使い分けるか、その際にどのような情報を準備しておけばよいか、予め知っておきましょう。
また予め自分の健康について英語で健康手帳を作っておくは急病時にも役に立ちます。
詳しくは[緊急時に備えて Preparation for medical emergency]をご覧ください。