受診の準備 Preparation for doctor visit

 

診察前に以下のような準備をしていくことで、

・より正確な診断を受けられる

・より適切な治療を受けられる

・受診の後の心配が減る

などの利点があります。

 特に英語で診療を受ける時には、この受診前の準備が大切です。

 

 

1.自分の病気や健康に関する情報をまとめておきましょう。

通常アメリカの病院では受診前に問診表を記入するようになっています。問診表には、現在の症状、過去にかかった病気、手術、飲んでいる薬、アレルギー、家族の病気、生活習慣に関する質問が含まれており、これらの情報はより正確な診断・より適切な治療を受ける上で欠かせません。問診表は事前に病院のウェブサイトからダウンロードできる場合が多いです。Hope Family Health Centerでもこちらのページから大人・子ども・妊婦の問診表をダウンロードでき、事前に準備しておくことができます。

 

2.飲んでいる薬を持参しましょう

現在処方されている薬の他、飲んでいる市販薬も是非持っていきましょう。「あの白い粒の薬」「何とか...zole」では、どのような薬か、医療者は判断できかねます。以前処方されて副作用があった薬、逆に効果があった薬などの情報は診断や治療において重要です。また飲んでいる薬を持っていくことで、適切な飲み方、副作用、薬のラベルの読み方についても尋ねることができます。特に薬のラベルの読み方は皆さんからの多く尋ねられますので、わからないことがあれば是非聞いてください。

 

3.メモと筆記用具を持っていきましょう。

メモと筆記用具を持っていくことで、医療者の話した英単語がわからない時に、書いてもらうことができます。また医師の説明の要点をまとめておくことも役に立ちます。

 

4.医師に聞きたい質問があれば、メモしておきましょう。

診察中は、症状を説明したり、医師の話を聞くだけで精いっぱいで、本当に聞きたかったことを聞けずに帰ってしまうこともあるかと思います。聞いておきたいこと、心配なことがあれば、事前にメモしておきましょう。

 

5.症状についてまとめておきましょう。

症状がいつから、どのように起こったか、他にどのような症状があったか、試してみた治療法など、まとめておくと診察で聞かれた時に便利です。